「吹き戻し」って何?
「吹き戻し?そんなもの知らないよ」という人には、
「口にくわえてヒュ-と吹くとスルスルと伸びた後、先からクルクルと戻ってくるもの」
「夜店で売ってる紙のピーヒャラ」などと説明すると、わかるでしょうか?
きっと、みんな一度は吹いた思い出があるはず。でも、意外とこの呼び名は知られてないんですね。
吹き戻しの別名
吹き戻しの歴史
大正~昭和の初期のころには、日本中で作られていた「吹き戻し」ですが、生い立ちや詳しい歴史は分かっていません。一説には、最初に考案したのは大阪の玩具メーカーで、置き薬屋さんの景品として生まれたといわれています。そのため、「吹き戻し」は薬を包む紙と同じ種類の紙を使用して作られています。ちなみに、置き薬屋さんの景品として有名な紙風船も同じ種類の紙を使っています。
その後「吹き戻し」は、お祭りの屋台や紙芝居の景品などでも見かけるようになり、日本中で誰もが知っている大人気の紙製玩具となりました。
一方、海外では『BLOWOUTS』などとも呼ばれ、誕生日やクリスマスのパーティー会場や新年を祝う人々が街角のあちらこちらで『BLOWOUTS』を吹く習慣がありました。
当社の製品も、昭和40年代には品質の良さと、生産量の多さで当社(旧名 八幡光雲堂)の商品がアメリカやカナダ、ヨーロッパ、ロシア、ブラジルなど世界中に輸出され、その結果、日本政府から輸出貢献企業として表彰されたこともありました。
現在では、「吹き戻し」は様々なトレーニング効果が認められ、玩具として楽しむだけでなく、医療・介護・美容の現場でも広く利用されています。
吹き戻しの生産地
全国の80%は淡路島産
現在では、国内で製造される吹き戻しの約80%は淡路島にある当社で作られています。
全国のみやげ物売場やお祭りなどの夜店のほか、大手量販店のパーティグッズコーナー等でも売られているので探してみてくださいね。
吹き戻しの里は、日本で唯一の吹き戻しの製作体験と工場見学ができる施設です。
淡路島にお越しの際には是非お立ち寄りください。
全国のみやげ物売場やお祭りなどの夜店のほか、大手量販店のパーティグッズコーナー等でも売られているので探してみてくださいね。
吹き戻しの里は、日本で唯一の吹き戻しの製作体験と工場見学ができる施設です。
淡路島にお越しの際には是非お立ち寄りください。
吹き戻しの日
6月6日は「吹き戻しの日」です。
兵庫県淡路市で「吹き戻し」を生産、販売する「株式会社吹き戻しの里」が制定。「吹き戻し」とは、口にくわえてヒュ-と吹くとスルスルと伸びたあと、先からクルクルと戻ってくる玩具で、その楽しさを多くの人に知ってもらうのが目的。日付は「吹き戻し」の形が「6」に似ていることから6月6日に。尚、「吹き戻しの日」が9月9日と誤解している記述も見られるが、その構造上からも6月6日が正しい。(一般社団法人 日本記念日協会HPより)
吹き戻しができるまで
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